8日は日本海側を中心に雨や雷雨 北海道は平地で積雪も 9日にかけて寒暖差に注意
2024年05月07日16:01
寒気流入 北海道は平地で積雪の所も
北海道はすでに寒気が流れ込み始めていて、北部を中心に雨から雪に変わっている所があります。明日8日(水)にかけて上空1500メートル付近でマイナス3℃以下の寒気が流れ込むため、日本海側北部やオホーツク海側を中心に平地でも断続的に雪が降り、積雪となるおそれがあります。平坦な場所でも、積雪や路面凍結による交通の影響に十分ご注意ください。
また、1500メートル付近で0℃以下の寒気が、9日(木)には山陰付近まで南下する予想です。山では雪になる目安の寒気で、関東甲信や北陸、東北の標高の高い山では雪の降る所があるでしょう。
9日にかけて大気の状態が不安定
明日8日(水)は、本州の日本海側で雨が降りやすく、雷を伴って雨脚が強まる所もあるでしょう。午後は太平洋側でもあちらこちらで雨が降り、関東は夜に雨の範囲が広がりそうです。ザッと強く降ることもあるでしょう。9日(木)は、朝まで関東や東北の太平洋側で雨の降る所がありますが、天気は次第に回復する見込みです。
気温の変化大 一時的にヒンヤリ
明日8日(水)の最高気温は、日本海側を中心に平年より低くなるでしょう。札幌は10℃、新潟は12℃と、ひと月ほど前のヒンヤリした空気に包まれます。朝晩は冬物のコートが必要なくらいです。広島は17℃、福岡は16℃ですが、朝からほとんど上がらないでしょう。
9日(木)は天気が回復するため、日中の気温はグンと上がります。それでも20℃前後の所が多く、過ごしやすい陽気でしょう。ただ、北よりの風が吹く所が多く、気温よりもヒンヤリしそうです。朝晩と日中との気温差も大きくなるため、羽織るものでうまく調節をしてください。